甲州街道歩きの12日目。
公共交通だと、JR中央本線韮崎駅を介して、穴山橋バス停から山口スクールバス停。
距離は寄り道含めて21.6km、7時間45分の旅。
歩数は28,195歩。
10日目の旅で韮崎宿まで歩くつもりが1つ手前の塩崎駅前で終了。
そのため、北杜市内の行程が一泊2日のつもりが日帰りに変更となり、今回は青春18きっぷを利用して歩きました。
まずは上円井(かみつぶらい)の集落からスタート。
往時は一里塚や立場がありました。
緩やかな上り坂が続きます。

(明治天皇の小休所にもなった内藤家の長屋門)
小武川を渡ると北杜市。
平成の大合併前は武川村でした。
旧武川村には2006年にGOLDEN号GO!のドライブで実相寺の山高神代ザクラと萬休院の舞鶴松を見に来たことがあるけど、その時は甲州街道の道筋が釜無川沿いにあるなどとはまだ知らないので、景色などは全く覚えていません。
宮脇(みやのわき)・牧原(まぎのはら)・↓上三吹(かみみふき)↓の集落を通過。

庭に松の木が植えてあるのが印象的。
尾白川を渡ると旧白州町の台ヶ原宿。
日本の道100選にも選ばれていて、なかなかイイ雰囲気。
台ヶ原宿の前に通った4つの集落では歩いている人はいなかったけど、台ヶ原宿は観光化されていて、七賢の山梨銘醸と信玄餅の金精軒のところだけ人がウジャウジャ。
人はともかく、駐車場を探していると思われる車がジャマをするようにノロノロ走っていたり、写真撮影が大変。(^-^;

(台ヶ原宿の手前にある旧道の入口 旧道です!(笑))
韮崎宿から台ヶ原宿までは15kmあるのに、次の教来石宿は5kmほどなのですぐに到着。
教来石宿の中心地となる本陣の周辺だけ国道20号が通っていて、あまり栄えているとは思えず寂しい風景。

その前後が下教来石と上教来石の集落として、歩き甲斐のある風景が残っています。
今回のゴールは上教来石山口。
韮崎駅までバスで帰るのに、終点の山口スクールバス停の最終バスが17:11。
バスの時間に間に合うのか?心配だったけど、発車時間の30分ほど前に着いたのでホッ。
時間の余裕があるので、集落のはずれまで歩いて、山口関所跡で〆ました。

あ、バスは下教来石下バス停で乗り換えないと韮崎駅まで帰れません。
ずいぶん遠くまで来たな〜。
今回の旅は、国道20号とカブる道筋が少なく、旧道を歩く部分が多くて、目にする風景がなかなかヨカッタ。
また違う季節に歩いてみたいと思わせる旅でした。

次回はいよいよ信州長野県に入ります。